| PAGE-SELECT |

>> EDIT

カーミングシグナル

ナナパパです。

中古本でおもしろい本を購入しました。タイトルは「カーミングシグナル」です。著者はノルウェー人のトゥーリッド・ルーガス女史です。この本自体は5~60ページほどの薄い本ですが、ある意味その内容はとても厚い気がします。

P1050878.jpg

その本の概要と感想です。

●カーミングシグナルとはなにか。
 オオカミの本では、他のオオカミとの間の争いを避けるボディランゲージを「カットオフ」シグナルと表現していますが、犬にもこのようなボディランゲージが同様にあり、これを「カーミングシグナル」とします(カットオフ=止めるというより実際には予防のためにつかわれるので)。ストレスや不安を感じた時に自分を落ち着かせるために、他者に安心感を与え友好的であることを知らせるために、他人や他犬と仲良くしたい時に、これを使います。そして、人間もこれを知り、犬達との関わりの中でこれを使うことで、お互いの良い関係づくりに大いに役立ちます。

→ナナを見てると、あくびしたり、体をブルブルしたり、下を出して口のまわりを舐めたり、急に匂い嗅ぎを始めたり、いろいろな動作をしますが、これが単に生理的な意味あいだけではないということなんですね。自分の緊張をやわらげたり、相手にも「もっと落ち着こうよ」といったり、そういったボディランゲージという意味もあるようです。

●カーミングシグナルにはどんなものがあるか。
 ①顔の向きをかえる。
 ②目をそらす。
 ③体の向きを変える。
 ④鼻を舐める。
 ⑤固まる。
 ⑥ゆっくり歩く、ゆっくりとした動きをする。
 ⑦遊びの姿勢をする。
 ⑧スワル。
 ⑨フセル。
 ⑩あくびをする。
 ⑪匂い嗅ぎをする。
 ⑫カーブする、またはカーブを描いて歩く。
 ⑬間に割って入る。
 ⑭尻尾を振る。
 ⑮子犬のような行動をする。

→カーミングシグナルには人間にも共通するものと犬独特のものとがあるように思います。人間でも街中で知らない若い衆どうしが目と目があったらケンカになります。犬も同じなんですね。知らない犬どうしはいきなり正面からは近寄らない、目と目は合わせないのが礼儀のようです。あくびもそうですね。人間でも緊張したときは生あくびが出たりします。犬も眠くないはずなのにあくびをするのは緊張しているからのようです。「匂い嗅ぎ」は、ドッグランなどでナナを怖がってガルガルいうワンコがいるとナナが急に下を向いて「匂い嗅ぎ」(してるふり?)を始めます。するとガルガルいわなくなったりします。相手を落ち着かせる効果があるのかもしれませんが、人間にはマネできません(笑)。

ちなみに....
IMG_2338.jpg
ナナを布団ですまきにしたところ、ペロッと舌をだして口のまわりを舐めました。これは、嫌がっているのか、それとも喜んでいるのか....????

著者は、この本の終わりのほうで「犬の攻撃行動はストレスに対処し生きていくための単純な反応という可能性が高いです。犬にストレスをかけないために、あなた自身がカーミングシグナルを見て、認識して、使うことを学んでください。犬のトレーニングやハンドリングにおいては、手荒く扱う手法や、暴力、痛みを伴うものはやめてください。」と述べています。私はかねてよりナナに「穏やかで、生き生きとした、フレンドリーなワンコ」になって欲しいと思っていますが、そのためにはナナに余計なストレスをかけないように、私自身がカーミングシグナルを見て、認識して、使うことが大切であると感じました。(^_^;

★ランキング参加中です。よろしければぽちっとお願いします★
にほんブログ村 犬ブログへ
スポンサーサイト

| 書籍紹介 | 08:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

>> EDIT

犬と猫の気持ちがわかる本

ナナパパです。

出張中に、たまたま本屋さんでおもしろい本を見つけ、購入しました。タイトルは「犬と猫の気持ちがわかる本」です。著者はあのムツゴロウ先生です。この本は、単なるノウハウ本というよりは、犬や猫とのつきあいの根本とか、命とのふれあいの基本とか、そういうようなことを考えさせてくれます。

P1050740.jpg

その中の特に印象に残ったことと、その感想です。

●ペットを育てることは、子供を育てることと一緒
 「子犬や子猫の頃は、「こんなことでいいんだろうか」というぐらいにやわらかく受け止めて、育てていくことがとても大切です。これは人間の子供でも同じです。きつく叱って育てた場合は、心がすこしゆがんでくるのです。」

→私もきつく叱ったりないように心がけています。ナナは既に二歳を越えているのでもう子犬ではありませんが、現在でも「こんなことでいいんだろうか」というぐらいにゆるく付き合っています。でも、そのせいか、それなりに素直で生き生きとした明るいワンコに成長してきている様な気がします。

●ふれあうことが絆を深めていく基本
 「体をぶつけ合う、ふれあう、撫であう-これらの行動は命を鼓舞することなのです。本質的に大切なことです。ですから、ペットを飼うときも時間があれば、抱くのでもいい、撫でるのでもいい、一緒にねるのでもいい、一緒にふれあう機会を少しでも多くして育てていくことが大切だと、私は思っています。」

→ナナはよく前足で私の手をパンチしたり、私の手を押さえてカミカミしてきたりします。そういうときは、私もナナをパンチしたり押さえつけたりしてひとしきりバトルします。これが結構いい遊びになります。これで絆が深まっているかもしれません(笑)。よく「甘噛みをほっとくと大変なことになる」みたいなことも言われたりしますが、甘噛みは甘噛みです。本噛みにはなりません。

●一緒に寝て、一緒に夢を見られる幸せ
 「子犬が夜鳴きをするときは、ふところに入れて一緒に寝ます。そうすれば、泣くなんてことは絶対にありません。これもまた、「ふところに入れないと寝なくなるくせがつく」と言われたりしますが、それも違います。「○○しないと将来こうなる」-こういう考え方こそが、命を育てる際にはいちばんよくありません。絶対にやめてください。一緒に寝て、一緒に夢を見ればいいのです。そうすれば生き物の心も落ち着いてきて、家族に近づいてくるのです。それが第一歩です。」

→これはちょっと後悔してます。ナナが我が家にやってきたその夜は夜鳴きしていました。そのときは、「かまうとかまい癖がついて夜鳴きがなおらなくなる」などと考えて放っておきました。今なら絶対に「ふところに入れて一緒に」寝ます。なお、現在は、ナナはたいがいは私のふとんに入って一緒に寝ています。今年の冬はとても寒い日が続きますが、ナナが湯たんぽのかわりをしてくれてヌクヌクです(幸)。ナナも一緒に寝るほうが落ち着いてよく寝られるようです。夜おそくなると、一緒に寝ようと私のところに催促にきます(笑)。

ちなみに・・・・
IMG_2322.jpg
これは、夕食のあとだらしなく食休みしている私にくっついてウトウトしているナナです。至福のときです。

この本のなかで、ムツゴロウ先生は「○○しないと○○になる」「××すると××になる」などと決めつけるのはよくないと再三おっしゃっています。私も最近はつくづくそう思います。「あるがまま」のワンコを受け入れ、のんびりと、共に楽しみ共に成長してくのがいいのかな、なんて考えています。(^_^;

★ランキング参加中です。よろしければぽちっとお願いします★
にほんブログ村 犬ブログへ

| 書籍紹介 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

>> EDIT

飼育マニュアルに吠えろ

ナナパパです。

アマゾンの中古本でおもしろい本を購入しました。タイトルは「飼育マニュアルに吠えろ!」です。著者はムツゴロウ動物王国の石川利昭さんです。この本の中で石川さんは、世の中にあふれている「怪しげな飼育マニュアル」にガンガンに吠えています。

P1050259.jpg

その中のいくつかをみると・・・・

●飼い主が犬のボスになりましょう、犬と人間との間に上下関係を築くことが大切です→人間は犬のボスになどなれません。犬と人間との関係は上下ではなく、心と心で結ばれた共生関係です。

●人間の食べ物は味が濃いから与えてはいけません→与えてはいけないもの(ねぎ類やチョコレート等)以外は同じものを大量に与え続けないかぎりまず問題はおきません。

●クレートトレーニングで安心できる環境づくり→犬はしょうがないからケージの中で出してもらえるまで待つだけで、けして安心しているわけではありません。

などなど、現在の私にはストンと腑に落ちることばかりです。

私も、ナナが我が家に来たばっかりのころは、シェパードを始めて飼うということで、某カリスマトレーナー氏の飼育本などを読んで、気合を入れてしつけをしようとしていました。飼い主がボスで犬は家族の一番下でなくてはダメ、齧るな、甘噛みするな、散歩で前へでるな、吠えるな、トイレはここでしろ、寝るときはハウスに入れ、等々やかましく叱ってばかりいました。リーダーウォーク、ホールドスティールなどもやってました。しかし、ある日突然、ナナが私のそばによってこなくなり、距離をとって悲しげな顔をしているのに気がついて、ショックでした。こりゃダメだと思いました。

ナナとの関係を考えなおしました。そもそも、ナナに楽しいことを十分にさせて満足を与えてもいないのにこちらの都合ばかりを要求しているのではないかと反省しました。甘噛みしたり家具等を齧ったりするのは噛む欲求を満たしてないんじゃないか、散歩でやたら引っ張るのは運動量や散歩量の不足ではないか、吠えるのは吠える対象(人や犬)への怖さからくるのではないか、等々考えて、ナナといろいろな遊び(ひっぱりっこ、ボール投げ、追いかけっこ、フリスビー、アジリティ等)や様々な体験(公園、山、川、海、ドッグラン、街、駅等へ行く)をするようにしました。また、出来るだけ叱らないように心がけました。寝る場所はクレートじゃなくても好きな場所でOKとしました。トイレも庭がいいようで、やがて庭でするようになりました。

そうこうしているうちに、ナナも私のそばに喜んで来るようになりました。自然と対人関係や対犬関係のマナーもよくなっていったように思います。

現在、ナナは家の中はすべてフリーです。好きなところで寝てます。
P1050260.jpg

ナナは、「遊びたい」とか、私の食べてるものを「食べたい」とか、散歩にいっても「今日はこっちへ行きたい」とか、いろいろと要求をしてきます。私は、無理なときはダメ出ししますが、無理じゃないときは要求を受け入れるようにしています。だって、私とナナの関係は、上下関係ではなく共生関係ですから。(^_^;

★ランキング参加中です。よろしければぽちっとお願いします★
にほんブログ村 犬ブログへ

| 書籍紹介 | 15:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |